2021/02/12

一瞬でも

王は私に言った。
「では、何を望んでいるのか」
私は天の神に祈ってから、王に答えた、
「もしも王が良しとされ、
このしもべにご好意をいただけますなら、
私をユダの地、私の先祖の墓のある都へ遣わして、
それを再建させてください。」
(ネヘミヤ2:4~5)

ペルシャ王の献酌官だったネヘミヤは、
日々の業務に追われていました。
ある日、王が、何を望んでいるのかと尋ねてきました。

とっさのことでしたが、
ネヘミヤは、その場で神に祈りました。
専制君主の前ですから、瞬間的な祈りだったのでしょう、
ずっと祈り求めて来たことを語る時だと悟り、ゆだね、
エルサレムの再建をさせてほしいと勇気を出して願いました。
幸いにも王の許可をもらえたのでした。

今日、見習いたいのはこの瞬時的な祈りです。
仕事中でも、数秒間でも、言葉を発する前に祈ってみましょう。

(photo by Minami)


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