兄弟たち。
私は、自分がすでに捕らえたなどと考えてはいません。
ただ一つのこと、
すなわち、うしろのものを忘れ、
前のものに向かって身を伸ばし、
キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、
その賞をいただくために、
目標を目指して走っているのです。
(ピリピ3:13~14)
律法学者時代のパウロは、知識を人より多く蓄え、
難行苦行に耐え、無知な民衆を陰で裁きながら、
有名な指導者になることが夢だったと思われます。
目のつけどころが変わりました。
イエスさまが示された目標を受け止め、
神が上に召して下さる目当てを見つけたのです。
人の目、人の評価など眼中にありません。
うしろのもの、過去の栄光などは意識にありません。
燃える目を持って一心に走り続ける喜び!
今、あなたは、何かの目標を持っていますか。
健康的で主に喜ばれる目標を持っている人は幸いです。
スタートの合図を待ちわびるマラソンランナーのような
胸の高鳴りを大切にしましょう。
そして、目標をめざして走り続けましょう。