重荷は主に

あなたの重荷を主にゆだねよ。
主があなたを支えてくださる。
主は決して
正しい者が揺るがされるようには
なさらない。
（詩編５５：２２）

今、何かを背負っていますか。
そのために、
体や心の健康を害していませんか。
自分一人でやると気負っていませんか。

あなたの重荷は
主にゆだねましょう。
主があなたを支えると約束されました。

ゆだねたら、
あなたが何をしたらよいのか見えてきますよ。

思い煩わないで

何も思い煩わないで、
あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、
あなたがたの願い事を神に知っていいただきなさい。
そうすれば、
すべての理解を超えた神の平安が、
あなたがたの心と思いを
キリスト・イエスにあって守ってくれます。
（ピリピ４：６～７）

悩んでいても、祈らない人、
神の前に出ない人がいます。
以下の事をしてみましょう。

１）思い煩いを止める
２）感謝する
３）はっきり神に願う

すると何が起こるでしょうか。

４）神の平安がやって来る
５）心と思いが守られる

パニックにならず
主イエスの守りと平安を体験して下さい。

助け主がそばに

しかし、助け主、すなわち、
父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、
あなたがたにすべてのことを教え、
わたしがあなたがたに話したすべてのことを
思い起こさせてくださいます。
（ヨハネ１４：２６）

主イエスが教えて下さった事を全部、
記憶できるか、思い出せるか、
と言われると弟子たちも困惑したことでしょう。
主イエスは、そんな弟子たちに
聖霊を送って下さいました。

最も大事な主イエスの言葉を、
聖霊が思い出させて下さいます。

聖霊は、今も、私たちを助けてくれます。
その状況にふさわしい聖書の言葉を示してくれます。
みことばの理解を深めてくれます。

今日も、聖霊の助けを求めましょう。

最初に愛したのは

私たちが神を愛したのではなく、
神が私たちを愛し、
私たちの罪のために、
なだめのささげ物としての
御子を遣わされました。
ここに愛があるのです。
（第一ヨハネ４：１０）

「なぜ、私を生んだの！」
十代の子供たちは、母親にぶつけるように
抗議することがあります。

母たちは、これを聞いて悲しくなります。
あなたの誕生がどれほど嬉しかったか。
あなたが生まれるまでどれだけ苦労したか。
生まれてからの数年の間、
夜も眠らずに育て、守り、愛情を注いできたのに、
どうして、この愛が通じないの。

こうした母親の心の叫びは
神ご自身が今も経験されていることです。
まず、神が私たちを愛してくれました。
御子を犠牲にするほど愛して下さいました。

私たちは、神の愛に感謝しましょう。
神さま、私はあなたを愛していますと
きちんと伝えましょう。

愛されて生まれた

あなたこそ
私の内臓を造り
母の胎の内で
私を組み立てられた方です。
(詩篇139:13)

「赤ちゃんを作る」と言う言葉を聞くたびに
私は違和感を覚えます。
人間に命は造れません。
聖書が言うように、
神が私たちを造られたのです。
偶然ではないのです。

一人一人、神に愛されて生まれてきました。
かけがえのない存在です。

(Photo by Honda)

友情

ダビデがサウルと語り終えたとき、
ヨナタンの心はダビデの心に結びついた。
ヨナタンは、自分自身のように
ダビデを愛した。
（第一サムエル１８：１）

ヨナタンは王子で、勇者でした。
ダビデは羊飼いの若者で、
ゴリアテを倒した強者でした。

信仰と価値観と勇気において、
二人はピッタリ一致しました。
真の友に出会えた喜びで
二人の心は熱く燃えました。

あなたは、どんな友を持っていますか。
友情を大事にして下さい。
イエスさまが、あなたの親友だということに
気づいていますか。

(Photo by Honda)

サムソンの髪の毛

ペリシテ人は彼を捕らえ、
その両目をえぐり出した。
そして彼をガザに引き立てて行って、
青銅の足かせを掛けてつないだ。
こうしてサムソンは牢の中で臼をひいていた。
しかし、サムソンの髪の毛は、
剃り落されてからまた伸び始めた。
（士師記１６：２１～２２）

荒くれ者のサムソンが士師記に登場します。
聖書の登場人物の中で最も異色で、
粗暴で、不敬虔で、誘惑に弱い男です。
腕力が並外れて強く、とんでもない発想をしました。
ペリシテ人を倒すために用いられた人でした。

彼の強さの秘密が敵に知られ、捕らえられ、
目をえぐられて石臼を引く毎日になりました。
その間にサムソンの髪の毛が少しずつ伸びていきました。
髪の毛の伸びは、彼の信仰回復の象徴でした。
十分に髪が伸びたところで、
彼は自分の命を引き換えにして、
スタジアムにあふれたペリシテ人を建物ごと葬りました。

私たちの髪の毛も、
気づかないうちに伸びています。

(Photo by Honda) 

礼拝中止のお知らせ

愛知県内のコロナ感染者が
約５０名、６０名、９０名と
日ごとに急増したことを受けて、
７月２６日の会堂での礼拝は中止、
ネット礼拝にします。

落胆の向こうに

それでモーセは主のもとに戻り、
そして言った。
「主よ。なぜ、あなたは
この民をひどい目にあわせられるのですか。
いったい、なぜあなたは私を遣わされたのですか。」
（出エジプト記５：２２）

荒野でいけにえを主にささげたいと、
モーセはエジプト王と交渉しました。

エジプト王は、申し出を聞いて怒り、
藁は配給しない、ユダヤ人が藁を集め、
今まで通りの量のレンガを作れと命じました。
民は、それを聞いて落胆し、モーセを責めました。

モーセは予想に反した展開に平静さを失い、
主にぶつけるような祈りをしました。
自分の存在意義すら疑いました。

「わたしがファラオにしようとしていることが
今に分かる。」（６：１）と主は語り、
必ず民を救う、必ず贖うと約束されました。
紆余曲折ありましたが、約束は実現しました。

事態の悪化は、解決の糸口です。

(Photo by Honoda)

四番目の人

すると王は言った。
「だが、私には、火の中を縄を解かれて
歩いている四人の者が見える。
しかも彼らは何の害も受けていない。
第四の者の姿は神々の子のようにだ。」
（ダニエル３：２５）

捕囚の地で、
シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの3人は、
まことの神以外を礼拝しませんでした。
王の作った金の像にも頭を下げず、
自分たちの信仰を貫いたため、
燃える炉の中に投げ込まれました。

灼熱の炉の中でも彼らは平気でした。
王は、3人だけでなく、もう一人いることに気づきました。

私たちが、炎の炉で苦しむような試練の時、
神の子が共にいてくれます。

(Photo by Honda)

陶器師の前で

私が陶器師の家に下って行くと、
見よ、彼はろくろで仕事をしているところだった。
陶器師が粘土で制作中の器は、
彼の手で壊されたが、
それは再び、陶器師自身の気に入る
ほかの器に作り替えられた。
（エレミヤ書１８：３～４）

預言者エレミヤは、
主に促されて陶器師の工房を訪れ、
器作りをじっと見学しました。

印象に残ったのは、
粘土が壊され、また形造られるプロセスでした。

陶器師である神は、私たちを砕くこともある。
それは、
もっと良い作品にして、用いられるためです。
主は、陶器師。私たちは、土の器です。

(Photo by Honda)

涙を忘れない

私はあなたの涙を覚えているので、

あなたに会って

喜びに満たされたいと切望しています。

（第二テモテ１：４）

私たちは、

悲しくて泣き、

挫折して泣き、

自分のふがいなさに泣き、

途方に暮れて泣き、

分かってくれないと言って泣き、

分かってくれる人に出会って泣きます。

パウロはテモテの涙を覚えていると

手紙の冒頭で伝えました。

共感と優しさに満ちた言葉をまず

テモテに届けたかったのです。

次に会う時は笑顔で会えると励ましたかったのです。

神は、あなたの涙を覚えておられる方です。

(Photo by Honda) 

ヤベツの祈り

ヤベツはイスラエルの神に呼び求めて言った。
「私を大いに祝福し、
私の地境を広げてくださいますように。
御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、
私が痛みを覚えることのないようにしてください。」
神は彼の願ったことをかなえられた。
(第一歴代誌4章10節)

『ヤベツの祈り』という本は2000年に出版されて、
アメリカのキリスト教会でベストセラーになりました。
ヤベツはこの箇所にしか出てこない人物です。

神の祝福を積極的に求め、
様々な可能性の拡大を願い、
主の臨在を心に留め、
災いからの守りを信じる祈りです。

あなたの新しい一週間に
主の祝福が注がれますように。

４つの必須項目

彼らはいつも、
使徒たちの教えを守り、
交わりを持ち、
パンを裂き、
祈りをしていた。
（使徒２：４２）

ペンテコステの日に３０００人が回心しました。
信者になったばかりの人には何が必要でしょう。
教え、交わり、パン、祈りの４つです。

みことばを学び、礼拝すること。
クリスチャンと心を開いた交流をすること。
聖餐式に参加して十字架を見上げること。
共に集まり祈り合うこと。

コロナの時代になったので、
どうしたらこの4つを実行できるか
お互いに工夫していきましょう。

油注がれた王

私は主の定めについて語ろう。
主は私に言われた。
「あなたはわたしの子。
わたしが今日、あなたを生んだ。」
（詩篇２：７）

詩篇二篇のテーマは「油注がれた者」です。
その方は、選ばれた王です。
神がその王に向かって「わたしの子」と呼んでいます。

あれっ？聖書の他の箇所で読んだことがあるぞ。
そうです、主イエスがバプテスマを受けた時や、
変貌山で雲の中から聞こえた神の声と同じです。
詩篇二篇は預言的な詩篇なのです。

詩篇二篇の預言は、まだ完全に成就していません。
主イエスが王として来られる日に成就します。
私たちが信じているお方こそ、王の王なのです。

(Photo by Honda)

主は与え、主は取られる

私は裸で母の胎から出て来た。
また裸でかしこに帰ろう。
主は与え、主は取られる。
主の御名はほむべきかな。
（ヨブ記１：２１）

莫大な財産と自慢の子供たちを
ヨブは一瞬にして失った。
その時に彼がしたことは礼拝だった。

すべては主から頂いたものである。
命も主からもらったもの。
与えられ時は主に感謝してきた。
失った時も、それを主の摂理として受け止める。

ヨブのこの言葉が、
どれほど多くの人の目を開いてきただろうか。
すべてを失ったヨブが、多くの人を慰めている。

何を願っていますか

イエスは立ち止まり、彼らを呼んで言われた。
「わたしに何をしてほしいのですか。」
彼らは言った。
「主よ、目を開けていただきたいのです。」
（マタイ２０：３２～３３）

道行く人がイエスだと分かると、
目の見えない人が大声で主イエスを呼びました。
イエスは立ち止まり、何を望むのかと尋ねました。

目を開けて下さい。
これが私の一番の願いです。
あなたなら、おできになります。

主イエスは願い通りにしてあげました。

あなたは、今、何を望んでいますか。
最も願っていることは何ですか。
それを、主イエスに言ってみましょう。

牧場から君主へ

今、わたしのしもべダビデにこう言え。
「万軍の主はこう言われる。
わたしはあなたを、
羊の群れを追う牧場から取り、
わが民イスラエルの君主とした。」
（第一歴代誌１７：７）

少年時代のダビデはどんな夢を持っていたのでしょう。
兄たちのように一人前の羊飼いになりたい。
羊を追って野山を歩いたダビデの未来は
小さな夢だったかもしれません。

神は、ダビデを選んで、王に仕える者とされ、
軍の指導者に引き上げ、
最後は王として下さいました。

主は、私たちの思いをはるかに超えた
驚くべき未来を用意しておられます。


◎16日木曜午前の祈祷会は会堂でテスト的に行います。
今までと同じくzoomでも同時に行います。

(Photo by Honda)

弱い者

勇士が弓を砕かれ、
弱い者が力を帯びます。
（第一サムエル２：４）

不妊の女だったハンナは、
主に祈り、赤ちゃんを授かりました。
生まれた男の子をサムエルと名づけ、
乳離れするまで愛情を注いで育て、
祭司エリに預けました。
その時の感謝の歌が今日の箇所です。

弱い者が主から力を帯びる時が来ます。
神のなさることはまことに不思議です。
弱い者よ、恐れるな。
主があなたを高くして下さいます。

(Photo by Honda)

７つの罪

主の憎むものが六つある。
いや、主ご自身が忌み嫌うものが七つある。
高ぶる目、偽りの舌、
咎なき者の血を流す手、
邪悪な計画をめぐらす心、
悪へと急ぎ走る足、
まやかしを吹聴する偽りの証人、
兄弟の間に争いを引き起こす者。
（箴言６：１６～１９）

政治家の嘘と不正に私達は嫌気がさしています。
でも、利益になるなら、自己保身に役立つなら、
私達の誰でもが同じことをします。
嘘も不正もいといません。

神は７つの罪を忌み嫌います。
今週、高ぶらず、嘘をつかず、誰かを傷つけずに
生きていきましょう。
低い心で、誠実に、愛と優しい言葉を心がけましょう。

(Photo by Mizuno)

その力で行け

すると、主は彼の方を向いて言われた。
「行け。あなたのその力で。
あなたはイスラエルをミディアン人の手から救うのだ。
わたしがあなたを遣わすのではないか。」
（士師記６：１４）

ギデオンは、主と出会って語り合っても、
昔の奇跡はどこに行ったのか、
神はなぜ我々を不幸にさせたのかと文句を言う人でした。

主は、そんなギデオンの中に可能性を見出し、
あなたが救え、あなたのその力で行けと言われました。
 彼はきっとびっくりしたと思います。
「えっ、私がですか？」

神から全面的に信頼されたと知ると人は変わります。
ギデオンの信仰はシャキッとなりました。
やがて勇者の顔になっていくのです。

新しい一週間も、あなたのその力で行きましょう。

(Photo by Honda)

神を愛す

あなたは心を尽くし、
いのちを尽くし、
力を尽くして、
あなたの神、主を愛しなさい。
（申命記６：５）

「君を愛してるよ」なんて
恥ずかしくて言えないよと世の夫たちは言います。
恥ずかしいからでなくて、愛してないから言えないのです。

祈りの中で、神さまに言ってみましょう。
「主よ、あなたを愛しています」と。

愛しているという言葉を因数分解して、
自分なりの言葉や行動に置きなおしてみましょう。
神よ、あなたを尊敬しています。大切に思います。
あなたに従います。
あなたのために何かさせて下さい。

聖書の中で、最も大切な命令は
神を愛すことだと主イエスは言っています。

(Photo by Kawakami)

羊飼いに知られている

わたしは良い羊飼いです。
わたしはわたしのものを知っており、
わたしのものは、
わたしを知っています。
（ヨハネ１０：１４）

羊と羊飼いに関する面白い動画がYoutubeにあります。
観光客が羊を呼びます。
羊は何の反応も示しません。
そこの農夫、つまり羊飼いが羊を呼ぶと、
羊たちは、メーメー言いながら集まって来る動画です。

羊は羊飼いを知っており、
羊飼いも羊を良く知っています。

羊飼いであるイエスさまは
今日の私の状態を誰よりも知っておられ、
私の名を呼んでくれます。
イエスさまは、今日も私の羊飼いです。

(Photo by Minami)

あわれんで下さい

一方、取税人は遠く離れて立ち、
目を天に向けようともせず、
自分の胸をたたいて言った。
「神様、罪人の私をあわれんでください。」
（ルカ１８：１３）

これは、主イエスのたとえ話の一節で、
パリサイ人と取税人が神殿で祈る話です。
パリサイ人は、自分の断食、献金、正しさを宣伝する祈りをしました。

一方の取税人は、自分の罪を認め、ただ悲しんでいました。
「神よ、私の罪を赦して下さい」という言葉すら言えません。
赦していただけるような自分ではない、
神のあわれみを頂ければ十分です。

主イエスは、自分を低くした取税人が
神の前で義とされたと語られました。
低くなった人。それが悔い改めた人です。

(Photo by Minami)

誰かを心配する事

テモテのように私と同じ心になって、
真実にあなたがたのことを心配している者は、
だれもいません。
（ピリピ２：２０）

パウロは、ピリピのクリスチャンの事が心配でした。
パウロの弟子、テモテも同じ気持ちでした。
あの後どうしているだろうか、
ピリピの困難、迫害、危険を知っていたので、
パウロは最近の様子を知りたかったのです。
こういう心配は、愛から出るものです。

愛に裏打ちされた心配は、
真実で、継続的な祈りを生み出します。
さあ、誰かを心配してるあなた、
祈りましょう。

(Photo by Honda)

現在形の罪人

「キリスト・イエスは
罪人を救うために世に来られた」
ということばは真実であり、
そのまま受け入れるに値するものです。
私はその罪人のかしらです。
（第一テモテ１：１５）

イエスこそ罪からの救い主。
これが信じるに値する真理だとパウロは語ります。

私は罪人でした、と過去形で書いていません。
現在形で、私は罪人ですと述べています。
自分は罪人のかしらだ、極悪人だとまで言っているのです。

パウロは、自分の罪深さから目を背けません。
他の人から「聖人」「先生」と称賛されても、
自分の罪の事実を隠しません。
主イエスの十字架で、
罪が完全に赦されたことをパウロは誰よりも知っています。

私は、赦された罪人。
神のアメージンググレイスによって生かされていると、
パウロは深く感謝しているのです。

(Photo by Minami)

 

この時のためかも

「もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、
別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。
しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。
あなたがこの王国に来たのは、
もしかすると、このような時のためかもしれない。」
（エステル記４：１４）

ペルシャのユダヤ人社会で大問題が起きました。
ユダヤ人虐殺が合法化されるというのです。
モルデカイはエステルにそのニュースを知らせました。

モルデカイは、おじの娘（エステル）を養女として育てましたが、
まさかクセルクセス王の妃になるとは夢にも思いませんでした。
王妃になったのはユダヤ民族を救うため、
この時のためだったとエステルを説得しました。

この職場にいる意味、
この家庭にいる意味を見つめましょう。

(Photo by Minami)

ハレルヤ！

音の高いシンバルで
神をほめたたえよ。
鳴り響くシンバルで
神をほめたたえよ。
息のあるものはみな
主をほめたたえよ。
ハレルヤ。
（詩編１５０：５～６）

詩篇は全部で１５０篇ありますが、
今日の箇所はその最後に当たります。
当時のオーケストラと聖歌隊がフォルテシモで
力の限り主をたたえる様子が目に浮かぶようです。

最近は流行歌にも「ハレルヤ」の言葉が出てきますが、
意味を知らないで、
語呂が良いとか、単なるイメージで使われます。
ハレルヤは、最も簡潔に神をたたえる礼拝の言葉です。

神こそ賛美されるべき方。
息のあるものすべて、主をたたえよ。
私たちは主をたたえるために生まれました。
詩篇の最後を飾る言葉は、ハレルヤこそがふさわしいのです。

(Photo by Honda)

あなたならできます

そのとき、彼のしもべたちが近づいて彼に言った。
「わが父よ。
難しいことを、あの預言者があなたに命じたのでしたら、
あなたはきっとそれをなさったのではありませんか。
あの人は、『身を洗ってきよくなりなさい』
と言っただけではありませんか。」
（第二列王記５：１３）

アラムのナアマン将軍はツァラアトに冒されていました。
隣国の預言者エリシャなら癒せると聞き、訪ねて来ました。
預言者エリシャみずから診察して祈ってくれると思いきや、
ヨルダン川で７度、身体を浸せば癒されると
顔も見せず、使者を通じて伝えただけでした。
無礼な態度に激怒して、ナアマンは来た道を帰ろうとしました。

今日の箇所は、その時のしもべの助言です。
ナアマンのプライドを傷つけず、励ますやり方があるのですね。
とても知恵と思いやりのある言葉です。
同じことでも言い方次第。
今日は、優しい言葉を使ってみませんか。

(Photo by Minami)

愛する人よ

私の愛する方は、
私に語りかけて言われます。
「わが愛する者、
私の美しいひとよ。
さあ立って、出ておいで。」
（雅歌２：１０）

雅歌を読んだことがありますか。
聖書の他の箇所と雰囲気がまったく違います。
恋するカップル、そして、新婚の二人の話です。
聖書は、夫婦の愛が価値あるものと考えます。

雅歌の内容は時系列ではないので、
映画のように過去の回想に浸ったり、
夢のような場面で戸惑ったり、
二人のラブシーンが出てきたりします。

彼は彼女に「美しい人よ」と語りかけています。
主イエスは、私たちを罪人としてではなく、
きよめられた者と見ておられます。
私たちと主イエスは、愛し愛される関係です。

(Photo by Minami)

 

口下手です

モーセは主に言った。
「ああ、わが主よ、
私はことばの人ではありません。
以前からそうでしたし、
あなたがしもべに語られてからもそうです。
私は口が重く、舌が重いのです。」
（出エジプト記４：１０）

主がモーセを救出者また指導者として任命した場面です。
任務の大きさに恐れをなし、
モーセは言い訳をして辞退しようとしました。
口下手なので、指導者に向きませんと。

人に口をつけたのは誰か、と主は言われました。
モーセの弁論術がどれほどか主は知っておられました。
主はモーセが口下手だとみなしていません。
モーセが卑下していたマイナスポイントですら、
主が授けて下さった良いものだったのです。

(Photo by Honda)

買い戻す

それで私は、銀十五シェケルと
大麦一ホメルと大麦一レクテで彼女を買い取り、
彼女に言った。
「これから長く、私のところにとどまりなさい。
もう姦淫をしたり、
ほかの男と通じたりしてはいけない。
私も、あなたにとどまろう。」
（ホセア３：２～３）

預言者ホセアは、妻に裏切られました。
妻は他の男の所に出て行き、身を持ち崩して奴隷になり、
ホセアが彼女を見つけ出し、お金を払って買い戻しました。
何もそこまでしなくてもと私たちは思います。

預言者ホセアの行動は、
主イエスの十字架の予告だったのです。
私たちも代価を払って買い取られました。
それを「あがなう」と言います。

主イエスは「あなたにとどまろう」と言って下さいます。

(Photo by Mizuno)