2021/02/28

キリストが形造られるまで

私の子どもたち。
あなたがたのうちに
キリストが形造られるまで、
私は再びあなたがたのために
産みの苦しみをしています。
(ガラテヤ4:19)

子育ては全人格をかけた大事業です。
子供はかわいい盛りに反抗期に入りますが、
形を変えた反抗期がその後もずっと続くのかもしれません。

ガラテヤ地方の人達がイエスさまを信じ救われ、
パウロも喜びましたが、反抗期というか、まだ一息つけません。
彼らの中にまだキリストが形造られていなかったからです。
良く言えば、成長の伸びしろのあるキリスト者でした。

再び産みの苦しみをするのは辛いけど、
キリストにある成人になる日が来るとパウロは希望を捨てていません。

私たちも誰かを育てましょう。
話を聞き、聖書を示し、共に奉仕しながら、
聖霊のみわざがなるように祈りましょう。

(photo by Minami)




2021/02/27

農地の主

あなたは地を訪れ、水を注ぎ、
これを大いに豊かにされます。
神の川は水で満ちています。
あなたは、こうして地を整え、
人々の穀物を備えてくださいます。
地のあぜ溝を水で満たし
その畝をならし、夕立で地を柔らかにし、
その生長を祝福されます。
(詩編65:9~10)

春の近いこの季節、
農家の方々は畑を耕して種まきの準備をしていますね。

今日の箇所を読むと、
まるで主が、水路に水を引き、固い土に鍬を入れ、
農作業をしているように感じられます。

主は収穫を期待しておられます。
農産物の安定供給を願っておられます。
私たちの食生活の祝福にまで配慮して下さいます。

今日も、穀物、農作物のために働く人々を
主よ祝福して下さい。
今日も、食べ物を感謝します。






2021/02/26

証印

このキリストにあって、あなたがたもまた、
真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いて
それを信じたことにより、
約束の聖霊によって証印を押されました。
(エペソ1:13)

アメリカには、日本のような認印の制度はなく、
サインだけでOKです。
ただし、大事な書類を扱う場合、
公証人はサインだけでなく紙に凹凸をつける特殊なシールなどを用います。
つまり、証印も使うのです。

私たちが主イエスを信じたとき、
罪が赦され、神の子とされ、
御国を受け継ぐ者とされ、
永遠の命が与えられました。
聖霊はその保証をして下さる生きた証印なのです。

大丈夫だ、
あなたは救われてる、
間違いない、と聖霊は
あなたの心に安心を与えて下さいます。

(photo by Minami)





 

2021/02/25

幼子を抱くように

また荒野では、
この場所に来るまでの全道中、
あなたの神、主が、
人が自分の子を抱くように
あなたを抱いてくださったのを、
あなたがたは見ているのだ。
(申命記1:31)

親になり、子供を抱くようになって分かったのは、
子供が寝てしまうと普段より重いということです。
公園の帰り、買い物の帰り、子供は熟睡していました。

抱いている時に転びそうになったら子供を守りたいので
親は不利な体勢で倒れます。怪我をいといません。

主は、荒野でイスラエルの民を守って下さいました。
それは、まるで親が幼子を抱くようでした。

今日も、主はあなたを抱いておられます。

(photo by Mizuno)



2021/02/24

主イエスの平安、ここに

わたしはあなたがたに平安を残します。
わたしの平安を与えます。
わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。
あなたがたは心を騒がせてはなりません。
ひるんではなりません。
(ヨハネ14:27)

私たちは弱い者です。
いったん不安が心を支配すると、
心の均衡を失い、感情に流されます。
どうしよう。もうだめだ。
否定的な未来しか考えつかなくなります。

主イエスはそんな私たちに言われました。
心を騒がすな。
特別なプレゼントを宅配しておいたよ。
わたしの平安を受け取りなさい。

主イエスの平安は、肯定的な未来予測、集中力、思いやり、自分らしさ、主イエスを伝えたい意欲、祈り、忍耐、強さ、回復力などを与えてくれます。

あなたは今、確かに主イエスの平安を持っています。


2021/02/23

親切な言葉

心の不安は人を落ち込ませ、
親切なことばは人を喜ばせる。
正しい人はその友の道案内。
悪しき者の道は自らを迷わせる。
(箴言12:25~26)

落ち込んでいる人がいるかもしれません。
まさに、自力では脱出できそうにない
心のくぼみに落ちてしまった人です。

そういう人には、親切な言葉を言ってくれる人や、
道案内をしてくれる人が必要です。

温かい言葉や優しい言葉を身近な人に届けてあげましょう。
視点を転換できる道案内をしてあげましょう。



2021/02/22

獄中の賛美

真夜中ごろ、
パウロとシラスは祈りつつ、
神を賛美する歌を歌っていた。
ほかの囚人たちはそれに聞き入っていた。
(使徒16:25)

パウロたちは無実の罪で検挙され、
激しく鞭打たれ、傷がうずく深夜に歌いました。

うらみつらみで呪ってもおかしくない場面でしたが、
パウロとシラスは神をたたえました。

感謝を数え、命があることを喜び、
主イエスの十字架の苦しみを思い、
神の愛と守りを心に刻んで、神を賛美したのでしょう。

夜中なので、「うるさい」と囚人たちが怒っておかしくありませんが、
パウロたちの賛美に聞き入っていました。
その歌詞とメロディーが不遇の囚人たちの心に届き、
神には希望があると、
パウロたちと一緒に心で賛美していたのかもしれません。

賛美はどんな時にもできます。
むしろ、悲しみ、辛さ、不安の中でこそ本物の賛美になっていきます。

(photo by Kiba)










2021/02/21

右にも左にもそれない

ヨシヤは八歳で王となり、
エルサレムで三十一年間、王であった。
彼の母の名はエディダといい、ポツカテ出身のアダヤの娘であった。
彼は主の目にかなうことを行い、
父祖ダビデのすべての道に歩み、
右にも左にもそれなかった。
(第二列王記22:1~2)

ユダヤの歴史を見ると、良い王はわずかです。
多くの王たちは主に背き偶像礼拝をしました。
ヨシア王は、若くして王になりましたが
主を大切にする王として歴史に知られるようになります。

ヨシヤの父も祖父も悪い王で主の道を歩みませんでしたが、
大祭司ヒルキヤから良い影響を受けたのでしょう、
ヨシアは主を愛する王となり、後に宗教改革を行いました。

右にも左にもそれない人。
ダビデの道を歩む人。
それが、時代を越えて求められる人の姿です。

(photo by Minami)







2021/02/20

味わい見つめる

味わい、見つめよ。
主がいつくしみ深い方であることを。
幸いなことよ、主に身を避ける人は。
(詩編34:8)

ある日、なつかしい人から贈り物が届き、
箱を開けると例の洋菓子が現れた。
口に入れると甘くて深い味が広がる。
あの家族との温かいメモリーに包まれ、
おいしくて、幸せで、涙が出そうになる。
そんな時、私たちは深く長く味わいます。

主のいつくしみ深さを、じわっと味わいましょう。



2021/02/19

重すぎる

どこから私は肉を得て、
この民全体に与えられるでしょうか。
彼らは私に泣き叫び、
「肉を与えて食べさせてくれ」と言うのです。
私一人で、この民全体を負うことはできません。
私には重すぎます。
(民数記11:13~14)

モーセは荒野で頭を抱えました。
肉が食べたいと民が文句を言って収拾がつかなくなりました。
肉が欲しいと泣き出す者まで出ました。
ついにモーセはいつもの平静さを失い、
役割を降りたい、辛すぎるので殺して欲しいとまで主に訴えたのです。
忍耐深く謙虚で信仰深いモーセですら背負えない重荷があるのです。

この後、主はうずらの肉を大量に与えました。
肉の山を見てモーセは、
ニクイことをされる主!と溜飲を下げた事でしょう。

あなたは今つぶれそうですか。
負うべきものだけ背負い、他は誰かに任せましょう。
主は、つぶれそうなあなたを見捨てませんよ。

(photo by Kiba)


2021/02/18

仕切りの岩山

サウルはダビデを追うのをやめて帰り、
ペリシテ人の方に向かった。
こういうわけで、
この場所は「仕切りの岩山」と呼ばれた。
(第一サムエル23:28)

ダビデ討伐のため、
サウル王は多数の部下を連れて行軍していました。
ダビデはそれと知らずに同じ山の反対側を進んでいました。
両者鉢合わせとなれば多勢に無勢、ダビデは負けます。

そこに伝令がやって来て、ペリシテ人襲撃が知らされ、
サウル王たちは急遽現場に向かいました。
後で気づいたダビデは、
主の守りとしか言えないと感謝し、
「仕切りの岩山」と名付けて忘れないようにしました。

自分の努力の無いところ、意識も向けていないところにも
主の守りの手が伸ばされています。
ハレルヤ。主をたたえましょう。








2021/02/17

摂理を暗くする

主は嵐の中からヨブに答えられた。
知識もなしに言い分を述べて、
摂理を暗くするこの者はだれか。
(ヨブ記38:1~2)

ヨブは子供たち全員と財産を一度に失い、
自分もひどい皮膚病に襲われ無残な姿で苦しみました。

ヨブの友人達は、ヨブの罪が原因だと邪推し、
悔い改めを迫りました。
ヨブは、友人たちの無理解にも苦しめられたのです。

正しい者が苦しむのはおかしい、
これは不条理だとヨブは叫びました。
怒りを神に向けるしかなかったのです。

沈黙しておられた神の第一声が今日の言葉です。
ヨブは全体を見渡す知識を持っていないのに
分かったように意見を述べているが、そのことが、
神の摂理を暗くしていると指摘されました。

神の計画や配慮やみこころが動いています。
私たちはその深みを見通せない中で叫んでいます。
見えるものだけにとらわれると足をすくわれます。

神の摂理があるのです。


(photo by Honda)



2021/02/16

ミッション・ステートメント

キリスト・イエスのしもべ、
神の福音のために選び出され、
使徒として召されたパウロから。
(ローマ1:1)

きちんとした会社は企業理念を持っていて、
ミッション、ビジョン、バリューなどを明文化しています。
何のためにその企業が存在しているかを示すミッション。
この企業が実現したい未来図がビジョン。
その実現のために大切にしたい普段の姿勢がバリュー。

パウロは、手紙の冒頭で自分とは何かを書きました。
これはパウロの個人的ミッション・ステートメントです。

罪人であるパウロは主イエスの十字架で救われた。
福音を広めるために主に選ばれた。
イエスのしもべとしての立場を生涯忘れない。

あなたは、何のために存在していますか。
何を目指していますか。
どんな姿勢が大事だと思っていますか。


2021/02/15

生ける水の川

わたしを信じる者は、
聖書が言っているとおり、
その人の心の奥底から、
生ける水の川が流れ出るようになります。
(ヨハネ7:38)

泉とは地下水の蛇口のようなものです。
降った雨は地面に染み込み降りて行きますが、
固い地層に阻まれると横方向に移動します。
地下水の流れが崖などで地上に出ると泉になります。

主イエスを信じた私たちには
恵みの雨が降り注ぐようになり、
尽きない水が流れ出るようになりました。

ハレルヤ、どんな困難な時も生ける水は流れます。
泉に石を置いて邪魔しても水の流れを止められないように。
今日も流れています、主イエスの水が。

(photo by Kiba)





2021/02/14

根が大事

しかし自分の中に根がなく、
しばらく続くだけで、
みことばのために困難や迫害が起こると、
すぐにつまずいてしまいます。
(マタイ13:21)

4つの種のたとえを主イエスは語られました。
岩地にまかれた種はすぐに芽を出しても枯れてしまう。

主イエスの解説によると、
「自分の中に根がない」事が原因です。
地上に芽が出て、見栄えが良くてもダメです。
大切なのは人に見えない根です。

私の根とは何でしょう。
根の部分を育てましょう。

(photo by Minami)





2021/02/13

穏やかな舌

穏やかな舌はいのちの木。
舌のねじれは霊の破れ。
(箴言15:4)

スーパーのレジでも、職場でも、
駅員さんにも、一家団欒の時でも、
けんか腰で話す人がいます。
睡眠不足かひどい歯痛かな、
悩みが深いのだろう、と思います。

ささくれ立った言葉を使っていませんか。
それは、霊の破れの表れだと箴言は言っています。

あなたが毎日発する言葉が、
あなた自身を作っています。

クレームするより、
人をほめる言葉を探したいです。
穏やかで美しい言葉を使いましょう。

(photo by Minami)


2021/02/12

一瞬でも

王は私に言った。
「では、何を望んでいるのか」
私は天の神に祈ってから、王に答えた、
「もしも王が良しとされ、
このしもべにご好意をいただけますなら、
私をユダの地、私の先祖の墓のある都へ遣わして、
それを再建させてください。」
(ネヘミヤ2:4~5)

ペルシャ王の献酌官だったネヘミヤは、
日々の業務に追われていました。
ある日、王が、何を望んでいるのかと尋ねてきました。

とっさのことでしたが、
ネヘミヤは、その場で神に祈りました。
専制君主の前ですから、瞬間的な祈りだったのでしょう、
ずっと祈り求めて来たことを語る時だと悟り、ゆだね、
エルサレムの再建をさせてほしいと勇気を出して願いました。
幸いにも王の許可をもらえたのでした。

今日、見習いたいのはこの瞬時的な祈りです。
仕事中でも、数秒間でも、言葉を発する前に祈ってみましょう。

(photo by Minami)


2021/02/11

賜物を用いる

さて、賜物はいろいろありますが、
与える方は同じ御霊です。
奉仕はいろいろありますが、
仕える相手は同じ主です。
(第一コリント12:4~5)

賜物とは、御霊があなたに与えた能力です。
主イエスを信じる者には例外なく賜物が与えられています。
あなたも何らかの賜物を持っています。

音楽の奉仕する人は音楽の賜物を御霊にもらったのです。
人をもてなす賜物や誰かを励ます賜物も頂いたものです。

どんな賜物も人の益のために用いるもので、
最終的には主に仕え、主の栄光を現すものです。
だから恥じることなく、隠さずに大いに用いましょう。
あなたらしさは、賜物を用いている時に一番発揮されます。

(photo by Minami)



2021/02/10

へりくだった人

いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、
その名が聖である方が、こう仰せられる。
「わたしは、高く聖なる所に住み、
砕かれた人、へりくだった人とともに住む。
へりくだった人たちの霊を生かし、
砕かれた人たちの心を生かすためである。」
(イザヤ57:15)

神はへりくだった人を探しておられます。

自分の罪やいたらなさに直面し、
削られ、砕かれ、打ちのめされた痛みを知っている人。
悔い改めの涙を流したことのある人。
主の愛と深いあわれみを味わった人。
自分の能力を誇らず、卑屈にならず、周囲の人を喜べる人。
神は、へりくだった人しか用いることができません。

また、謙虚な時しか神の下さった本来の人生をエンジョイできないのです。

あなたを生かそうとして神は今日も共に住んでおられます。

(photo by Kiba)


2021/02/09

失望なし

 聖書はこう言っています。
「この方に信頼する者は、
だれも失望させられることがない。」
(ローマ10:11)

ニュースを見ると失望します。
人の言動に触れると失望します。
長い人生、失望の経験を何度もします。
どんな有名人でも近づきすぎるとがっかりさせられます。
世界には地面の石ころの数くらい失望がころがっています。
でもただ一人、失望させない方がいます。主イエスです。
主イエスを100%信頼しましょう。

「聖書はこう言っています」とありますが、それは神の保証があるということであり、それが聖書を貫く真理だということです。

信頼あれば失望なし。

(photo by Kiba)


 

 

 

 

 





2021/02/08

元気を出せ

「ですから、皆さん、元気を出しなさい。
私は神を信じています。
私に語られたことばは、そのとおりになるのです。
私たちは必ず、どこかの島に打ち上げられます。」
(使徒27:25~26)

パウロは、荒れ狂う海の上でした。
何日も太陽も月も見えない嵐に翻弄され、
船員たちは大切な船荷まで捨てました。

その中でパウロは乗客や船員たちに言いました。
神が御使いを通して昨日語ってくれた、
必ず助かる、心配するなと。

さあ、今日は、元気を出しましょう。
主が大丈夫と言われました。
神のことばが元気をくれます。
必ずあなたの陸地に着きます。



2021/02/07

3000人

彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。
その日、三千人ほどが仲間に加えられた。
(使徒2:41)

ペンテコステの日、3000人がイエスさまを信じて洗礼を受けました。
ペテロのメッセージを聞いて悔い改めて信仰を表明したのです。

3000名収容できる礼拝堂で礼拝に参加したことがあります。
両サイドがガラス張りで天井が高い大きな体育館のような建物です。
そこに洗礼を受けたばかりの3000人が座っているとイメージして下さい。
赦された喜びにあふれ、希望に輝いた人々です。

私たちの教会にも、日本のすべての教会にも、
ペンテコステの日が再現しますように。


(photo by Minami)


2021/02/06

花婿と花嫁

御霊と花嫁が言う。
「来てください。」
これを聞く者も、「来てください」と言いなさい。
渇く者は来なさい。
いのちの水が欲しい者は、ただで受けなさい。
(ヨハネの黙示録22:17)

目の前の出来事ばかりに目を奪われないで、遠くを見てみましょう。

魂の渇きを解消し命の水を与えられるのは、
イエスさまだけです。

罪と悪と災いの世界に終止符を打てる王は、
イエスさまだけです。

主イエスは花婿、教会は花嫁と聖書で言われています。
花婿イエスさまが来られる日を待ち望みましょう。
花嫁である教会はその日、最高の喜びに包まれます。
「主イエスよ、来てください」

(photo by Minami)




2021/02/05

互いに言う

ですから、あなたがたは癒されるために、
互いに罪を言い表し、
互いのために祈りなさい。
正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。
(ヤコブ5:16)

「ごめんなさい」と誰かが心を込めて言うとします。
それを聞いた人は「私のほうこそ、ごめんなさい」と言います。
それがきっかけになって、心が通じ合い、風が吹き抜け、
わだかまりの壁が取り払われます。

最初に「ごめんね」を言う人は勇気がいりますが
祈って、聖霊に助けてもらって、言ってみましょう。
共に祈り合えるようになり、いやしが実現します。


(photo by Minami)


2021/02/04

夢を解き明かせ

そのとき、夜の幻のうちに
この秘密がダニエルに明らかにされた。
ダニエルは天の神をほめたたえた。
(ダニエル書2:19)

バビロンのネブカドネツァル王は彼の夢を解き明かせと命じました。
ただし、その夢は教えないというのです。
できないなら王の顧問たち全員を殺すという狂気でした。

顧問の一人だったダニエルは同僚に祈りの助けを依頼し、
天の神に祈りました。
暗澹たる気持ちと死刑の恐れの中で祈り始めたことでしょう。
神はダニエルに王の夢の内容を教えて下さいました。
王国の将来があきらかにされる夢でした。

あなたの目の前に不可能に見える壁がありますか。
ダニエルのように祈りましょう。
主よ、解決を示して下さい、道を開いて下さい。
あなたがこの問題に介入してくださいと。


(photo by Minami)



2021/02/03

主に帰れ

主を求めよ、お会いできる間に。
呼び求めよ、近くにおられるうちに。
悪しき者は自分の道を、
不法者は自分のはかりごとを捨て去れ。
主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。
私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。
(イザヤ55:6~7)

子供の頃、誰もが苦い経験をします。
悪さをして、もうすぐ明るみに出る。
大事なものを壊した。何かを盗んだ。
ごめんなさいと言いたいけど、叱られるのが怖くてできない。
でも、言うべきだと分かっている。

親になって分かったのですが、
子供が真剣に謝る姿は心を打ちます。
しっかりと抱きしめてあげたくなります。

私たちの神も同じです。
赦そうと待っておられます。

(photo by Minami)



2021/02/02

缶詰を置く

さばいてはいけません。
自分がさばかれないためです。
あなたがたは、自分がさばく、そのさばきでさばかれ、
自分が量るその秤で量り与えられるのです。
(マタイ7:1~2)

寒い時のコンビニの肉まん、おいしいですね。
食べながらダジャレを言いたくなります。
「愛してるよ、ボクはキミをにくまん」

何と多くの人が、人を憎んで毎日を過ごしていることでしょう。
あなただって、すぐに誰かの顔が浮かぶでしょう。
その人のやることすべてが気に入らないはずです。

主イエスは明瞭に言われました。さばくなと。
あなたが他人をさばけば、同じ基準で批判されます。
今日はさばかないと心に決めましょう。それだけで平静になれます。
それを実行するために、目の前にサバの缶詰を置いてみましょう。
(今日はサバカン!)

(photo by Minami)



2021/02/01

収穫は多い

そして彼らに言われた。
「収穫は多いが、働き手が少ない。
収穫の主に、ご自分の収穫のために
働き手を送ってくださるように祈りなさい。」
(ルカ10:2)

主イエスが出かける所には大勢の人が集まり、
喜んで教えを聞き、多くの奇跡が行われました。

日本の教会は、
収穫が少なく働き手も少ないという状態です。

だから収穫の主に祈りましょう。
多くの人に福音が届き、信じる人を起こして下さいと。
働き人を起こして下さいと。
種を蒔く人も刈り取る人も必要です。

現状がどうあれ、信仰の目をもって畑を見直すと、
畑は色付いて刈り入れるばかりです。