まことに 神はいつくしみ深い。
イスラエルに 心の清らかな人たちに。
けれどもこの私は 足がつまずきそうで
私の歩みは滑りかけた。
(詩篇73:1~2)
今も昔も悪者がたくさんいます。
詐欺師が大勢の人を騙して被害を与えています。
大企業が自分に有利な制度と法律を作り、
庶民は劣悪な労働を強いられています。
一度踏み外すと立ち直れない
ブラックな世界になってしまいました。
その結果、粗暴な強盗に身をやつし、
善良なお年寄りを殴ってお金を奪う者まで現れています。
今日の詩篇は、
つまずきについて書かれています。
悪者が栄えるのを見ていると腹が立ち、
つまずいてしまうというのです。
こうした正義感は私も理解できます。
悪者の最期を聖所で悟るという記述が17節にあり
この詩篇の大事な転換点になっています。
悪者を正しく裁いて下さい。