2021/06/14

御霊によって歩む

私は言います。
御霊によって歩みなさい。
そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。
(ガラテヤ5:16)

執着するか、手放すか。

聖霊に導かれて歩む事は、手放す生き方。
欲望に負けるのは、執着する生き方。

今、あなたの歩みは穏やかで落ち着いてますか。
ぎすぎすしてストレスが多いですか。

あなたの現在の課題を
手の平の上に乗せて
聖霊の導きを求めてみましょう。

キリストの姿に変えて下さるのは聖霊ですが
自分のやり方にしがみついていたら
聖化のプロセスは望めません。

御霊の導きに敏感になりましょう。
神である御霊は人格を持っておられます。
御霊に助けを求めましょう。
御霊の励ましを受け止めて進みましょう。
御霊の実を結ばせてもらいましょう。

(photo by Hattori)


 


 



2021/06/13

ライオンやクマ

そして、ダビデは言った。
「獅子や熊の爪からしもべを救い出してくださった主は、
このペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。」
サウルはダビデに言った。
「行きなさい。
主がおまえとともにいてくださるように。」
(第一サムエル17:37)

ダビデは少年でしたが
羊飼いの経験は豊富でした。
きっと賜物なのでしょう。彼には人一倍の勇気があり
獣たちを恐れずに戦い羊を取り戻しました。

神を侮辱する巨漢のペリシテ兵は
ダビデからすると獅子や熊と同じに見えました。

今まで助けて下さった主が
きっと勝利を下さる。
その信仰と勇気がサウルの心を動かしたのです。

今まであなたは主に助けて頂きましたか。
ならばダビデと同じように言いましょう。
主は今回も救い出してくださると。

(photo by Minami)



2021/06/12

角笛を鳴らし

主の霊がギデオンをおおったので、
彼が角笛を吹き鳴らすと、
アビエゼル人が集まって来て、
彼に従った。
(士師記6:34)

毎年のように外敵に収穫物を奪われ
誰も抵抗できないありさまでした。

主はギデオンを召し
あなたの力が必要だと励まされました。

スローペースでしたが彼はリーダーの自覚を持ち
敵が集合したとのニュースを聞くと角笛を吹きました。

きっかけは主です。
主の霊がギデオンに下ったので
力と勇気を得て
親戚のアビエゼル人全体に声をかけ
賛同する者たちが集まってきました。

私たちにも必要なタイミングに主の霊が下ります。
自分を主にゆだねて時を待ち
用いて下さいと祈っていましょう。
聖霊の導きに気づいたら
あなたの出陣の日です。

(photo by Minami)


2021/06/11

見たことがない

しかし、このことは、
「目が見たことのないもの、
耳が聞いたことのないもの、
人の心に思い浮かんだことのないものを、
神は、神を愛する者たちに備えてくださった。」
と書いてあるとおりでした。
(第一コリント2:9)

高齢になって子供が与えられたアブラハム。
海を渡ってのエジプト脱出。
空からマナが降る。
ダビデがゴリアテに勝つ。
国が滅びても、神殿再建。
ペンテコステに聖霊が下る。
このように、誰も想像しなかった事が起きました。

主イエスの十字架は悲劇に見えました。
でも復活により栄光と喜びに変わりました。

神のなさることは、
誰も予測できません。

神を愛する者のために、
想像を超えた素晴らしい事をされるのが
私たちの神です。

見たことがないこと、
聞いたことのないことが
きっと起こります。

(photo by I Hattori)



 

 



2021/06/10

主イエスと一緒にいたんだ

彼らはペテロとヨハネの大胆さを見、
また二人が無学な普通の人であるのを知って驚いた。
また、二人がイエスとともにいたのだということも分かってきた。
(使徒4:13)

美しの門に座っていた男をいやし、福音を語ったため、
ペテロたちは逮捕され裁判にかけられました。
(人を助けたのに罪に問われるとは!)

田舎者の漁師だと軽く見ていましたが、
ペテロの発言を聞いて祭司や長老達は腰を抜かしました。
この二人は何者だ。
権力者に萎縮せず実に堂々としている。
筋道の通った説明と聖書に基づいた解説をしている。

ペテロとヨハネが
主イエスから薫陶を受けていた人物だと分かり、
彼らは納得しました。なるほど、そうだったのか。

祭司さん、ここで納得している場合ではありませんよ。
主イエスを信じた者は、
知的に深められ、人格面でも豊かにされ、
キリストのように変えられていくことを
あなた達が証言したにも等しいのですよ。

私たちも、
意識して、主イエスと共にいましょう。
必ず変えられます。

(photo by Minami)



2021/06/09

命を捨てる羊飼い

わたしは良い牧者です。
良い牧者は羊たちのために
命を捨てます。
(ヨハネ10:11)

主イエスは言い切りました。
あなたのためなら死ぬよ。
すごい事をさらっと言っておられます。

羊飼いは
自分を犠牲にして羊を助けたりしません。
危険に遭遇したら、その羊を放置して自分は逃げます。

主イエスは
言葉通りに十字架で死なれました。
その羊飼いが今も私たちと共にいて下さいます。

ありがたいですね。
安心ですね。
愛されていますね。

(photo by Kiba)


 



2021/06/08

喪中の家

祝宴の家に行くよりは、
喪中の家に行くほうがよい。
そこには、すべての人の終わりがあり、
生きている者が
それを心に留めるようになるからだ。
(伝道者の書7:2)

愛する人を失った家族を訪ねると
悲しみが家全体を包んでいることが分かります。

喪中の家にあるのは涙だけではありません。
先に逝った人の温かい思い出を語り合ったり、
何かのきっかけで、亡くなった方の言動の真意を悟ったり、
謙虚な心になったり、
ある種の前向きな決意などが生まれたりします。

すべての人には終わりがある。
喪中の家はそれを思い起こさせてくれます。
悔いのない人生にするために、
今日のあたたかい言葉と仕草を大切に。

(photo by Minami)


2021/06/07

この身になりますように

「神にとって不可能なことは何もありません。」
マリアは言った。
「ご覧ください。私は主のはしためです。
どうぞ、あなたのおことばどおり、
この身になりますように。」
するとみ使いは彼女から去って行った。
(ルカ1:37~38)

何かの願い事を真剣に主に祈っている人には、
とても励みになる言葉です。

マリアの場合は、ちょっと意味合いが違いました。
救い主を身ごもるという奇跡が、
自分の内側で起きると予告されたのですから。
マリアはそれを信仰を持って受け入れました。

会社の社長になって下さいと頼まれる。
お父さんに代わって市会議員に立候補してほしい。
教会の奉仕の責任者になって下さい。
聞いた瞬間は遠慮したくなります。

でも、主は、あなたを見込んで言われたのです。
大きなチャレンジを引き受ける場面が人生に何度かあります。
神にとって不可能はないのです。

(photo by Minami)





2021/06/06

自分のうちに

私は、自分のうちに、
すなわち、自分の肉のうちに
善が住んでいないことを知っています。
私には良いことをしたいという願いがいつもあるのに、
実行できないからです。
(ローマ7:18)

ローマ人への手紙は、
救いとキリスト者の歩み方をまとめた論文で、
回心から20年たった頃のパウロが書いています。

パウロは自分の罪を極限まで見つめる
妥協のない人でした。

自分の中には善は住んでいない、
良いことを知りながら実行できない自分だと書きました。

平均的は人間は、自分の非を認めず、人の悪を責めて終わりです。
パウロは自分の汚れや弱さを正直に語り
主イエスの恵みの深さを説明しました。

自分の内面を正直に見つめてみましょう。
何年も掃除していない屋根裏部屋のような
自分の姿に向き合いましょう。
主の恵みの光は、どんな暗闇もガラクタも蜘蛛の巣も照らし出し、
それを除去して、傷をいやして快適な部屋にしてくれます。

(photo by Kiba)



2021/06/05

愛されてます

その方は言った。
「特別に愛されている人よ、
恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」
その方が私にそう言ったとき、
私は奮い立って言った。
「わが主よ、お話しください。
あなたは私を力づけてくださいましたから。」
(ダニエル書10:19)

主は今後起こる事をダニエルに語られました。
帝国の興亡に関わるスケールの大きな話でした。

その際、主はダニエルを力づけて下さいました。
あなたは特別に愛されている、と。
だから、恐れるな、強くあれと言われました。

なんというスペシャルな言葉でしょう。

<愛されていない病>にかかっている人がたくさんいます。
「私は愛されているのだろうか」
「私に愛される価値があるのか」
「ありのままを愛してくれるだろうか」

主は心の名医で、
生涯安心できる愛を注いで下さいます。
あなたは特別に愛されていますよ。

(photo by Minami)




 

2021/06/04

苦難の中で

あなたがたも、多くの苦難の中で、
聖霊による喜びをもって
みことばを受け入れ、
私たちに、そして主に倣う者になりました。
その結果、あなたがたは、
マケドニアとアカイアにいる
すべての信者の模範になったのです。
(第一テサロニケ1:6~7)

第二回伝道旅行で、パウロはテサロニケを訪れましたが
福音を聞いてイエスを信じる人が大勢起こされました。
それをねたんだユダヤ人が悪質な嫌がらせを始め、
信じたばかりのクリスチャンたちは
信仰と共に苦難を背負うことになりました。

パウロは、テサロニケ教会の苦労を知っていたので
励ましの言葉を手紙に書いたのです。

良く頑張ったね。
気がついていないと思うけど、
あなた達はキリストに似た者になっているよ。
近隣の教会の模範にもなっている。
すごいよ。こちらが励まされる。

テサロニケ教会の人たちは生活が苦しくなっても
信仰を捨てませんでした。
辛い時こそ神の言葉が支えになりました。
聖霊が内なる喜びをくださったので、
雨の日も嵐の日も、主と共に歩めました。

(photo by Kiba)



2021/06/03

不可能はない

主にとって不可能なことがあるだろうか。
わたしは来年の今ごろ、
定めた時に、あなたのところに戻って来る。
そのとき、サラには男の子が生まれている。
(創世記18:13)

アブラハムは子供が欲しかったのです。

アブラハムがまだ見ぬ土地へ旅立つ時、
子孫を与えると主は約束されました。
あれから20年。まだ実現していません。

アブラハムは主の約束をずっと信じていましたが、
心揺らぐ時もありました。
妻のサラも希望を捨てていました。

そんな時だったのです、主の言葉が耳に入ったのは。
来年ですか。アブラハムの背筋がピンと伸びました。
主にとって不可能はない。そうです。
そこに立てば、どんな壁も乗り越えられます。
一年後、念願の息子イサクが生まれたのです。

あなたは何を願っていますか。
神に不可能はありません。

(photo by Minami)


2021/06/02

牛がいなければ

牛がいなければ飼葉桶はきれいだが、
豊かな収穫は牛の力による。
(箴言14:4)

ここにジレンマがあります。

牛を飼育すれば、
飼葉桶と周囲がよごれ
世話も必要になります。

けれども、大きな荷物を運ぶ時や、
畑を耕す時には牛の力が役に立ちます。

牛なしで効率良く作業ができたらな。
物事はそんなに都合よく進みません。

小さな子供がいれば家は散らかるし、子育ては大変です。
でも、子供の笑顔でいやされるし、親自身も成長します。

あなたが抱えるジレンマもそれとよく似ています。
苦労や煩雑さは喜びと力の源泉です。

(photo by Kiba)



2021/06/01

打ち勝てる

そのとき、カレブがモーセの前で、
民を静めて言った。
「私たちはぜひとも上って行って、
そこを占領しましょう。
必ず打ち勝つことができます。」
しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。
「あの民のところには攻め上れない。
あの民は私たちより強い。」
(民数記13:30~31)

族長十二人はカナンの地を偵察し、
荒野に戻ってモーセと人々に報告しました。

やめておこう。敵は大きい。強すぎる。
負ける。絶対に無理だ。

カレブだけが積極的な意見を言いました。
行くべきです。素晴らしい土地です。
必ず勝てます。

同じ現実を見たのですが、
正反対の意見に分かれました。
あなたはどちらのタイプですか。

主がゴーサインを出しているなら大丈夫です。
心配が先行すると困難が大きく見えます。
主が共におられるので可能です。

乳と蜜の流れる地は、あなたのために用意されています。

(photo by Minami)