2021/06/08

喪中の家

祝宴の家に行くよりは、
喪中の家に行くほうがよい。
そこには、すべての人の終わりがあり、
生きている者が
それを心に留めるようになるからだ。
(伝道者の書7:2)

愛する人を失った家族を訪ねると
悲しみが家全体を包んでいることが分かります。

喪中の家にあるのは涙だけではありません。
先に逝った人の温かい思い出を語り合ったり、
何かのきっかけで、亡くなった方の言動の真意を悟ったり、
謙虚な心になったり、
ある種の前向きな決意などが生まれたりします。

すべての人には終わりがある。
喪中の家はそれを思い起こさせてくれます。
悔いのない人生にするために、
今日のあたたかい言葉と仕草を大切に。

(photo by Minami)


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