2023/05/19

わたしが育てた

天よ、聞け。地も耳を傾けよ。
主が語られるからだ。
「子どもたちはわたしが育てて、大きくした。
しかし、彼らはわたしに背いた。
牛はその飼い主を、
ろばは持ち主の飼い葉桶を知っている。
しかし、イスラエルは知らない。
わたしの民は悟らない。」
(イザヤ1:2~3)

イザヤ書の冒頭のメッセージがこれでした。

神がイスラエルの民を育てましたが、
人々は主を忘れ去って背きました。
それがイザヤ書という交響曲の第一旋律です。

家畜でさえ育ててくれた主人を忘れないのに
人は実に恩知らずです。

親の恩というものは子育てをするようになりやっと分かります。
幼児の世話をし、しつけ、常識を教え、
十代の反抗期にもしっかり向き合い、
高い授業料の支払いで苦労するのが親です。

主は今も私たちに言われます。
あなたを育てて大きくしたと。

育ててもらった恩に報い、
感謝と尊敬をきちんと主にお返ししていきましょう。

 

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