2021/03/17

それまでのことさ

たとえ町に入ろうと言ったところで、
町は食糧難だから、
われわれはそこで死ななければならない。
ここに座っていても死ぬだけだ。
さあ今、アラムの陣営に入り込もう。
もし彼らがわれわれを生かしておいてくれるなら、
われわれは生き延びられる。
もし殺すなら、そのときは死ぬまでのことだ。
(第二列王記7:4)

サマリヤの町はアラムの大軍に包囲され食糧難に陥りました。
ツァラアトに冒された4人は、門の外で暮らしていたので
食べ物が底をつき死を覚悟しました。

餓死するか、敵のアラムに殺されるか。
二つに一つなら、敵陣に行って食料を恵んでもらおう。
楽天主義に豹変し、居直って勇気が出てきました。
アラムの陣地に着いてみると、敵は逃げ出したあとで、もぬけの殻、
4人はごちそうにありつけました。

悲観主義も徹底するとウルトラ悲観主義になり、
一気に振れて、楽観主義者になれるのですね。

起こり得る最悪をきちんと見極め、
対処方法をシュミレーションしておくと落ち着きます。
その上で、信仰的な可能性を前向きに考えてみると良いでしょう。

(photo by Minami) 









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