2021/04/10

ゆとりと不足

今あなたがたのゆとりが彼らの不足を補うことは、
いずれ彼らのゆとりが
あなたがたの不足を補うことになり、
そのようにして平等になるのです。
(第二コリント8:14)

マケドニア地方の諸教会が献金をささげ、
エルサレム教会の経済問題を助けようとしました。
コリント教会もこの働きに協力してほしいと、
パウロが要請した文章の一部が今日の箇所です。

少しゆとりがあったら、その分で誰かを助けられる。
逆に自分が困った時は、誰かのゆとりで応援してもらえる。
これは、無理なく続けられる相互援助の考え方です。

家計のある部分を誰かの緊急事態に備えて取り分けておく。
そういう姿勢は、いざという時に役に立ちます。

どうしても必要だけど、お金がないと私が困っていた時、
妻が「これを使って」と言って差し出してくれたことがありました。
どんなに感謝したか分かりません。家庭内でも同じ発想が生かせます。

家族以外の誰かに役立つものを備えておく。
みんながそうすれば、みんなが笑顔になれます。

(photo by Hattori)




0 件のコメント: