2021/05/09

信仰によって生きる

見よ。
彼の心はうぬぼれていて直ぐでない。
しかし、正しい人はその信仰によって生きる。
(ハバクク書2:4)

ハバククは、極めて困難な時代に生きた預言者でした。
国内は大混乱し、不正が横行、信仰は忘れられ、
強敵カルデア人による侵略は目前でした。

漆黒の嵐の夜に、雲間に現れた星が
天気回復への希望の光となるように、
信仰こそが最後の砦だとハバククは考えたのです。

使徒パウロは、今日の聖句を引用して
「義人は信仰によって生きる」(ローマ人1:17)と書きました。

信仰義認は宗教改革の精神の中核となりました。

苦難から生まれた言葉が多くの人を励ましたのです。
試練の中でも、道を探す時も、新しいチャレンジに臨む時も、
地上で最後を迎える時でも、
私たちは信仰によって生きるのです。

(photo by Minami)



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