2022/07/08

サムソンが祈った

サムソンは主を呼び求めて言った。
「神、主よ、どうか私を心に留めてください。
ああ神よ、どうか、もう一度だけ私を強めてください。
私の二つの目のために、一度にペリシテ人に復讐したいのです。」
(士師記16:28)

サムソンは、実のところ、
宿敵ペリシテ人に対しての壁となり、
強い用心棒として20年間も民を導いた指導者でした。
(士師記16:31)

ただし、しょっちゅう女性を追い回し、
乱暴で手に負えない男であったのは事実です。

サムソンは、うかつにも、髪の毛を切られて力を失い、
敵に捕らえられ目をえぐられてしまいました。

大勢のペリシテ人がダゴンの祭りで集まり
サムソンは見世物にされていましたが、
最後の力で会場を破壊しようとして
主に祈りました。
それが聖書に記録されている彼の唯一の祈りでした。

今までは、当たり前のように
主の霊によって怪力を出していましたが、
初めて主の力を求めました。
復讐心が先にたっていましたが、結果的に、
イスラエルのために命を捨てることになりました。
人生の最期に信仰に目覚めた人でした。

主を呼び求めましょう。
もっと早くから、主により頼みましょう。

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