イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て言った。「この方は本当に神の子であった。」(マルコ15:39)
相撲なら砂かぶり、
コンサートなら最前列。
百人隊長は主イエスのすぐ前に立っていました。
彼は刑の執行に不手際が無いように
そのすべてを監督していました。
今まで多数の死刑執行に立ち会い、
悪態、泣き叫び、呪いの数々を見たことでしょう。
主イエスが弟子に武力蜂起を迫ったり、
ローマ政府批判で民衆を扇動したりしないか、
百人隊長はイエスの言動を注視してきましたが、
主イエスが息絶えた時、
思わずこの言葉が口をついて出てきました。
この方は本当に神の子であった。
こんな最期を見た事がないという驚きです。
主イエスは苦しい息の中で
百人隊長に「福音」を見せたのでした。
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