「隣人との地境を移す者はのろわれる。」
民はみな、アーメンと言いなさい。
「目の見えない人を道に迷わせる者はのろわれる。」
民はみな、アーメンと言いなさい。
「寄留者、孤児、やもめのさばきを曲げる者はのろわれる。」
民はみな、アーメンと言いなさい。
(申命記2717~19)
レビ人が短い言葉で禁止事項を伝え、
民がそれに同意して「アーメン」と応答する儀式が計画されました。
これは約束の地に入った後に守るべき規則でした。
禁止事項なのですが、弱い人を守る姿勢が盛り込まれていました。
所有地を広げるずる賢い方法がありました。
人の見ていない時に地境の目印を動かし、他人の土地を奪う事です。
正しく生きる神の民に相応しくない行為です。
社会福祉という言葉も無い時代でしたが、
目の見えない人を見下げたり、いじめたりせず、
むしろ助けるべきだというのです。
難民、孤児、やもめなど、社会的に弱い人を配慮し
その人たちの権利を保護しようというものです。
これはいったい何年前のルールでしょうか。
その健全で平等で温かい規則に驚かされます。
アーメンと言いましょう。
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