今あなたは私の父ダビデに代わって、
このしもべを王とされました。
しかし私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。
(第一列王3:7)
即位直後のソロモン王は
若く、謙虚で、神の声を尋ね求める人でした。
この頃のソロモンは、
知恵者という自負もありません。
神によって王とされた事を光栄に感じていました。
ダビデという偉大な父のゆえに、
自分があると自覚していました。
何よりも、自分の不十分さを理解していました。
小さな子どもにすぎないと
自らの技量不足に気づいていました。
欠けている自分、足らない力、
経験がなく、未来も予想できない、
そういう状態はマイナスではなく、
信仰的には大きなプラスだということが分かります。
未熟さの自覚。
それは無限の神に頼るための滑走路になります。
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