2024/04/29

王の中庭には

「王の家臣たちも王の諸州の民も、
だれでも知っているように、
召されないのに奥の中庭に入って王のところに行く者は、
男でも女でも死刑に処せられるという法令があります。
ただし、王がその人に金の笏を差し伸ばせば、
その人は生きながらえます。
私はこの三十日間、
まだ王のところへ行くようにと召されていません。」
(エステル記4:11)

クセルクセス王がペルシャを支配していた時代、
その異国で暮らすユダヤ人には苦労が絶えませんでした。

ユダヤ人虐殺の計画を知ったモルデカイは
王宮に住むエステルに知らせ
計画を阻止するよう求めました。

エステルは不可能だと返答しました。
王の許可なく中庭に入るだけで
即刻、死刑だと告げたのです。

何もしないなら多数のユダヤ人が殺害される。
王妃のあなたも殺されるとモルデカイは警告しました。

できない理由をエステルは探していました。
でも、できる理由を探すこともできたのです。

エステルの意識は180度変えられました。
断食して祈り、主の導きを求める中で、
針の穴ほどの可能性を見つけたのです。

できない理由ではなく
できる可能性に目を向ける人は
現代のエステルです。

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