2024/05/18

泣いた先に

このことばを聞いたとき、私は座り込んで泣き、
数日の間嘆き悲しみ、断食して天の神の前に祈った。
(ネヘミヤ記1:4)

ネヘミヤはペルシアに住んでいました。
兄弟ハナニが遠く旅をして
エルサレムの様子を伝えに来てくれました。

捕囚を逃れエルサレムに残った者は
幸せな暮らしをしているだろうと思っていたのですが、
城壁は崩されたまま、生活は最悪と知らされたのです。

ネヘミヤはショックのあまり食事ができず、
最初の数日は泣くばかりでした。
想像を絶する悲惨な状況を聞いたのでしょう。

辛い時は、泣くしかありません。
涙の隙間ができると、そこに祈りが生まれます。

嘆きや悲しみの言葉が祈りになりますが、
やがて主への願いの言葉が出てきて、
次に、私にできることは何だろうと思い巡らし、
知恵と力を自分に与えて下さいと祈るようになります。

主よ、私の嘆きを願いに、
私の願いを献身に、
私の献身をあなたの栄光にして下さい。

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