2024/05/28

夕暮れと朝明け

まことに御怒りは束の間
いのちは恩寵のうちにある。
夕暮れには涙が宿っても
朝明けには喜びの叫びがある。
(詩編30:5)

対比の妙が際立つ詩編です。

夕暮れと朝。涙と喜び。

確かに人生には辛い夜を迎えることがあります。
けれども、朝には希望や新たな喜びが生まれます。
涙の夕暮れよ去れ、希望の朝よ来たれ!

前半部分では、
神の怒りと神の恩寵、
そして、つかの間といのちが対比されています。

この比較はちょっと分かりにくいです。
英語聖書訳では、<主の恵みはライフタイム>
と訳しています。
私たちの罪が神の怒りを引き起こす事がありますが
それは一時的です。
でも、主の恵みは長い人生の間ずっと注がれるのです。

私たちの命は恩寵の内に守られています。


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