さて、ここにヨセフという人がいたが、
議員の一人で、善良で正しい人であった。
ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、
神の国を待ち望んでいた彼は、
議員たちの計画や行動には同意していなかった。
この人がピラトのところに行って、
イエスのからだの下げ渡しを願い出た。
(ルカ23:50~52)
世の中には、与えられた権限を履き違えて
傲慢、パワハラ、強欲、利権に流れる政治家が多くいます。
そして、どの国会議員も地位をずっと保持したいものです。
アリマタヤのヨセフも議員の一人でしたが、
誠実な議員活動を重ねて良い評価を得ていました。
ヨセフは多数派に組せず、勇気を持って自分の意見を述べ、
自らの政治基盤を危うくすることさえ恐れませんでした。
その上、イエスさまの遺体の下げ渡しを願い出て
埋葬のために自分の墓まで提供しました。
議員仲間からの厳しい視線を受けるのは当然で、
場合によっては処罰される懸念さえありました。
アリマタヤのヨセフは、
救い主イエスさまを信じて仰ぎ、神の国の建設に携わり
為すべきことを為した稀有な政治家です。
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