2020/12/29

敬虔な者の足

主は敬虔な者たちの足を守られます。
しかし、悪者どもは、闇の中に滅び失せます。
人は、自分の能力によっては勝てないからです。
(第一サムエル2:9)

足を守る。興味深い表現ですね。
弱い者であっても、主に信頼して歩み続けるならば、主はその人の足を、生活を、仕事を、健康を、家族を、心を守って下さいます。真の勝利者は自分の力では戦いません。

今日の言葉は、祭司サムエルの母、ハンナの祈りの一部です。摂理的に、この祈りの言葉はサムエル記を貫くテーマとなりました。悪者が台頭し大きな力を発揮することがありますが、それは一時的です。敬虔な信仰を持つ者が主に守られ、定めの時に王として用いられることを暗示しています。


サウル王に命を狙われ荒野を放浪し野宿生活を続けたダビデの足を、主は守り通してくださいました。主は、今日も、あなたの足を守って下さいます。

(photo by Hattori)



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