2021/05/19

滅び失せなかった

私はこれを心に思い返す。それゆえ、私は言う。
「私は待ち望む。主の恵みを。」
実に、私たちは滅び失せなかった。
主のあわれみが尽きないからだ。
それは朝ごとに新しい。
「あなたの真実は偉大です。
主こそ、私への割り当てです。」と
私のたましいは言う。
それゆえ、私は主を待ち望む。
(哀歌3:21~24)

哀歌は、エルサレム滅亡がテーマです。
敵に攻め込まれ敗北した人々と
子供達の悲惨な様子が書いてあります。

生き残った者たちは言いました。

滅び失せなかった。
主のあわれみを受けた。
感謝の言葉しかない。

すべて失ったが、主が私の割り当て地だ。
将来は見えないが、主を待ち望もう。

破壊と敗北と悲嘆の中でも、人は主を待ち望めるのです。

(photo by I Hattori)









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