神である主はこう言われる。
「わたしはあなたがたを
すべての不義からきよめる日に、
わたしは町々を人の住めるところとし、
廃墟は建て直される。」
(エゼキエル書36:33)
エゼキエルは誰に呼びかけたのでしょう。
エルサレムが滅びて、
バビロンに連れ去られた人々に語りかけました。
国が滅び、敵国に連れて行かれるという屈辱を体験して、
人々は自分たちの歩みを振り返り始めました。
主が人々の不義をきよめる日が来ます。
そして、廃墟が建て直される日が来るというのです。
廃墟ほど空しい場所はありません。
かつて栄えた面影が残っているので
絶望的な気分になります。
けれども力強い言葉が語られています。
廃墟は建て直される、というのです。
廃墟のような現在の自分、また、
廃墟のような過去であっても再建の希望があります。
すべては廃墟から始まります。
主の言葉、「廃墟は建て直される」を忘れないようにしましょう。
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