2022/12/27

父母のいないエステル

モルデカイはおじの娘ハダサ、
すなわちエステルを養育していた。
彼女には父も母もいなかったからである。
この娘は姿も美しく、顔だちも良かった。
モルデカイは、彼女の父と母が死んだとき、
彼女を引き取って自分の娘としていた。
(エステル2:7)

クセルクセス王の王妃選びが始まり、
国中から若くて美しい女性が選抜されました。
その中にエステルが入っていました。

実は、エステルの身の上は不幸でした。
彼女の父も母も亡くなっていたので
陰気な顔つきになってもおかしくありません。

養育してくれたモルデカイの愛情や配慮が
エステルに笑顔を与え、
美しさをさらに際立たせたのかもしれません。

あるいは、エステル自身の主に対する信仰が
彼女を輝かせたのかもしれません。

不幸な環境に育っても
それを感じさせないエステルの美しさ。
それは主からの賜物です。

そして、彼女の美しさは
ユダヤ民族を救うために用いられました。

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