「私はベニヤミン人で、
イスラエルの最も小さい部族の出ではありませんか。
私の家族は、ベニヤミンの部族のどの家族よりも、
取るに足りないものではありませんか。
どうしてこのようなことを私に言われるのですか。」
(第一サムエル9:21)
サウル王の初登場の場面は
どちらかというと牧歌的で庶民的です。
サウルは背が高く優しい人です。
少しぼやっとした感じのする
憎めない人です。
神があなたを王として選ばれたと
祭司サムエルがサウルに伝えると、
自分は小さい者、器でないと謙虚に述べ、
所属するベニヤミン族も弱小部族だと語りました。
士師記20〜21章を読むと、
ベニヤミン族には複雑な
歴史的背景があったのだと分かります。
神はサウルを初代の王として選ばれました。
潜在的可能性に満ちていた人でした。
神の霊が下る人なのです。
取るに足らない人はいません。
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