2024/01/27

声をあげて泣く友

彼らは遠くから目を上げて彼を見たが、
それがヨブであることが見分けられなかった。
彼らは声をあげて泣き、それぞれ自分の上着を引き裂き、
ちりを天に向かって投げ、自分の頭の上にまき散らした。
彼らは彼とともに七日七夜、地に座っていたが、
だれも一言も彼に話しかけなかった。
彼の痛みが非常に大きいのを見たからである。
(ヨブ記2:12~13)

ヨブはある日、子供達の死に直面しました。
悪人が襲撃して来て息子たちが殺害され、
自然災害で家がつぶれて子供達が犠牲になりました。

それを聞き、ヨブの親友三人がやって来ました。
ヨブ自身が全身の皮膚病にかかったため
本人だと分からないほど悲惨な有り様でした。

友人達は衣を引き裂き、ちりを被り、
声を上げて泣きました。

七日間、何も言いませんでした。
ただ、ヨブに寄り添いました。

慰めの言葉もかけられません。
アドバイスもしません。
原因を究明したりしません。
叱咤激励もしません。

友人三人は一緒に泣いて、黙って、
ヨブのそばにいて、地面に座っていました。
良い友達ですね。

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