これをことごとくあなたの手に与えて、治めさせられました。
あなたはあの金の頭です。
あなたの後に、あなたより劣るもう一つの国が起こり、
その次の第三の青銅の国が全地を治めるようになります。
そして第四の王国ですが、それは鉄のように強い国です。
鉄はすべてのものを砕いてつぶしますが、
その国は、打ち砕く鉄のように、
先の国々をすべて粉々に砕いてしまいます。
(ダニエル2:38~40)
バビロンのネブカドネツァル王は言いました。
私の夢を解き明かせ、しかし内容は教えない。
誰も解き明かせず、困ったことになりました。
その中でダニエルは神に祈り、答えを頂きました。
王に解釈を告げたのが今日の箇所です。
王が見た夢は巨大な像でした。
世界の歴史の流れを予告した夢でした。
像の頭は金でバビロニアを示し、やがて滅びます。
胸と両腕は銀、次の帝国となるペルシャのことです。
腹とももは青銅、ギリシアを指し、
足は鉄と粘土で、ローマ帝国を表します。
大帝国や王たちの上に主がおられます。
金集めに夢中になる政治家や残酷な独裁者が
歴史を動かしているのではありません。
歴史は英語でhistoryですが、
His story (彼=神の物語)と読み換えてみると
歴史に光が差し込む気がします。
神こそ歴史の主です。
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