2024/06/30

さあ主の家に行こう

「さあ主の家に行こう。」
人々が私にそう言ったとき私は喜んだ。
エルサレムよ、私たちの足はあなたの門の内に立っている。
(詩編122:1~2)

地方に住んでいる人にとって
エルサレムに行くことは特別でした。

都に行くという高揚感だけでなく、
神を礼拝する神殿に行けるという
聖なる喜びがあったからです。

主の家に行こう、一緒に神を礼拝しよう。
そのように誘ってくれる友がいるなら
実に幸いなことです。

そして、エルサレムの神殿に足を踏み入れた時、
大きな感動がやってきます。
私の足は神殿の中に立っている!

私たちも、同じような喜びをもって
日曜礼拝に集いましょう。

2024/06/29

タラント

天の御国は、旅に出るにあたり、
自分のしもべたちを呼んで財産を預ける人のようです。
彼はそれぞれその能力に応じて、
一人には五タラント、一人には二タラント、
もう一人には一タラントを渡して旅に出かけた。
(マタイ25:14~15)

1デナリは一日の労賃なので、
1デナリを1万円と考えてみましょう。
1タラントは6000デナリなので6千万円になります。

「私は1デナリで何もできない」という人がいますが、
6000万円渡されているのです。

本来、このタラントは主人のものでした。
それが分配されたのです。
しかも個人の能力に見合うように額が設定され、
お金の使い方も各自の自由です。

あなたは主からどれくらい任されましたか。
あなたのタラント(賜物、能力)は何ですか。
タラントをどう用いて行きたいですか。

あなたのタラントが用いられますように。

2024/06/28

臆病でも

そこで、ギデオンは自分のしもべの中から十人を引き連れて、
主が言われたとおりに行った。
しかし、彼は父の家の者や、町の人々を恐れたので、
昼間それをせず、夜に行った。
(士師記6:27)

後にわずか三百人で大軍を倒した勇士ギデオンも、
最初から勇士であったわけではありません。

今日の箇所のように、
主に召された当初は臆病で、
かなり人目を気にしていました。

主の命令は偶像を破壊せよというものでした。
ギデオンはアシェラ像をたきぎとして雄牛をささげ、
バアル像を壊しました。
ただし、実行したのは人々が寝静まった夜でした。

大切なことは、小さくても一歩を踏み出すということです。
最初に行動を起こすことが一番大変なのです。
あなたの第一歩は何ですか。 

2024/06/27

忠実でありなさい

あなたが受けようとしている苦しみを、
何も恐れることはない。
見よ。悪魔は試すために、
あなたがたのうちのだれかを牢に投げ込もうとしている。
あなたがたは十日の間、苦難にあう。
死に至るまで忠実でありなさい。
そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える。
(黙示録2:10)

スミルナにある教会に対して言われた言葉です。
これから起こる試練や苦しみを前にして
励ましが語られています。

ただし、苦難を取り去るとか、
苦しみから救い出すとは一言も書いてありません。

苦しみを恐れるな。
誰かが無実の罪で逮捕、監禁される。
一定期間の苦しみは避けられない。
たとえ死ぬことがあっても忠実でいなさい。
そのような者にいのちの冠を与える。

苦しみを安易に割り引いていません。
辛さを覚悟するようにとの忠告です。
信仰ゆえの困難が横たわっているならば
主の助けを頂いて正面突破あるのみです。

生きるも死ぬも御手の中にあります。

信仰者として雄々しく歩みたいですね。