2024/06/12

害にも益にも

「国々の民の慣わしは空しいからだ。
それは、林から切り出された木、木工が、なたで作った物にすぎない。
それは銀と金で飾られ、釘や槌で、
ぐらつかないよう打ち付けられる。
それは、きゅうり畑のかかしのようで、
ものも言えず、歩けないので、運んでやらなければならない。
そんなものを恐れるな。
害になることも益になることもしないからだ。」
(エレミヤ10:3~5)

日本には多くの仏像があります。
何百年も昔に作られ歴史的価値のあるものや、
芸術性が高いと言われるものもあります。

素材は木や石や銅にすぎませんが、
像のスタイルや表情に
魅力のあるものもあります。

預言者エレミヤは言いました。
表情や、美しさや、巧みさ、歴史などに騙されるな。
人間の誰かが削って作った物に過ぎないと。

宗教的な像であっても
きゅうり畑のかかしと何ら違いはない。
自分で歩けない。
そして、害にも益にもならない。

聖書は言います。
神の像を作るな。
像を拝むな、と。

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