2024/08/07

バビロンの川のほとり

バビロンの川のほとりそこに私たちは座り
シオンを思い出して泣いた。
街中の柳の木々に私たちは竪琴を掛けた。
それは私たちを捕らえて来た者たちが
そこで私たちに歌を求め
私たちを苦しめる者たちが
余興に「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。
どうして私たちが異国の地で主の歌を歌えるだろうか。
(詩編137:1~4)

戦いに敗れ、バビロンに連れて行かれたユダヤ人は
異国で大きな苦労を経験しました。

大河バビロンはユダヤ人には見慣れぬ景色です。

エルサレムを遠く離れ、寂寞の感に堪えず、
涙が止まりません。

その地に住む者たちが余興のために
故郷の歌を歌えと言ってきましたが、
ユダヤ人の琴奏者はそれを拒絶、
木の枝に竪琴をかけてしまいました。

その奏者は賛美を担当していた
レビ人だったのかもしれません。
主の歌とは礼拝の歌で余興のためではありません。

主はあなたの悲しみに寄り添って下さいます。
立ち上がれる時がきっと来ます。

涙の谷はいつか終わり、
豊かな土地があなたの前に広がります。

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